水晶体が白く濁ってしまう目の病気です。
カメラでいうレンズの役目を果たす「水晶体」は、本来、無色透明です。ところが、加齢などによって水晶体が白く濁ってしまう病気を白内障といいます。60歳代で70%、80歳以上になるとほぼ100%の人に起こるため、決して他人ごとではありません。なかには40歳でも発症する人もおり、若いほど進行するスピードは加速するといわれています。
水晶体が濁っていくと、視野がかすんだり、まぶしかったり、見えづらくなります。症状としては、徐々に進行していくので自覚しない場合もあります。黒目の中央の瞳孔が白くなるのは末期的症状です。